名前・麗(れい)種族・エルレイド人型

性別・男 年齢・22歳 身長・186cm G隊所属 

一人称・拙者 二人称・お主、貴殿、君(ルナにだけ)

好きなもの

刀、剣の稽古、強い者との手合わせ

和食、日本酒、桜、風呂

嫌いなもの

機械類、英語、だらしない人

女性恐怖症なので女性は苦手(嫌いというわけではない)

     

詳細

剣技で有名なとある本家の一人息子。

自由の無い本家から抜け出し、グロリア軍に入隊した。

とにかく強く、あのルナでさえも適わない。グロリア軍の中でもかなり注目されている。

G隊所属だが、その強さゆえに特別任務として一人だけA〜Sランク任務に抜粋されることも多い。

主に二刀流で戦うが無手も可能。大体の武術なら何でもできる。

性格は礼儀正しく、責任感も強い。しかし少々天然ボケっぽい面もある。

更に顔も良いので女性にすごくモテる、ルナ同様ファンクラブまであるようだ。

 

麗は長い間、ずっと本家に縛られて生きてきた。

本家以外の世界を『外』と呼び、その『外』に出ることは禁じられていた。

子供の頃からひたすら刀の修行に明け暮れ、武術以外にも勉強など習い事もさせられ英才教育を受けてきた。

麗はそんなこと望んでもいなかったが、無力な自分はただ父親の言うとおりに生きるしかなかった。

そして分家から『麗の友達になるためだけの存在』として育てられてきた夢幻がやってくる。

麗は夢幻のことを何も知らず、純粋に友達ができたと喜んでいた。

一方で夢幻は麗に対していつか復讐をしてやるといった憎しみの感情しか持ち合わせていなかった。

詳しくは過去話の『桜の夢』にて語られています。

今ではその深い溝も埋まり、お互いに本当の親友と呼べるようになった。

だが麗は、夢幻は自分のせいで幼い頃から苦労していたことを知ってから

夢幻に負い目を感じ、一歩引くようになってしまった。

夢幻に対して今は懺悔の気持ちばかりになってしまい、それを償おうとしている。

しかし、夢幻はそんな過去のことはもう気にしていないしむしろ麗には感謝しているのだが、

麗の責任感の強さからどうしても自分が許せず、未だ二人は擦れ違うばかりである。

 

ルナのことに対しても麗の責任感の強さから、

ルナを好いていても夢幻の初恋相手を奪うわけにはいかないと自分は身を引く。

夢幻はルナのことが好きだが、ルナは麗のことが好きで、

麗もルナのことが好きなのだが夢幻のために気持ちを隠す、というような複雑な関係になってしまった。

詳しくは本編の第二章、三章にて語られますのでご一読ください。

 

そんな麗の弱点は女性である。(ルナ以外)

母親は自分を産んですぐに病気で死んでしまう。そして本家には女性はいない。お手伝いさんなども全員男。

男しかいない環境の中で何十年もずっと女性と接することもなく閉じ込められた世界で生きてきた麗は

女性恐怖症になってしまった。

初めて外に出て女性を見た時も、麗の容姿の良さに惹かれてきた女性達多数に囲まれて質問攻めされてしまい、

それも麗の女性に対するトラウマになってしまったようだ。

女性を前にすると赤面して呂律が回らなくなり、何を言っているのかも解読不能、更には呼吸もまともにできなくなり

涙目で逃げ出そうとする、そして熱も出てしまい仕舞いには気を失って倒れてしまうという重症なものだ。

折角のパーフェクトもこのせいでボロボロである。

同じ隊のリオやディーアなど慣れた女性は割りと平気なようだ。(それでも少し焦ってしまう)

李苡に関しては色々とされているので、もはや女性の対象になく結構平気、というか違う恐怖すら感じている…

 

 

参考セリフ

 

「拙者は主に二刀流で戦うのだが、望みとあらば無手も可能だ。手加減はせぬぞ?」

 

「今宵は月が美しい…君が傍らにいてくれることが、何よりも幸せであると感じるな…」

 

「お、おなごっ!?えっと…ぁの…っ!そのぉ…っ!!○■☆※▲〜〜〜〜っ!!!///っ!す…すまんっ!!」(逃走)